届かない

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真っ暗な空間でただ独り 音も光もなにもない どのくらい経つのだろう ここから出られない でる機会はあった 光を伴い、君は暖かく手を差し伸べてくれた だけど、振り払った 暗闇の中 後悔は痛みと共に襲ってくる 手をとらなかった愚かさ 君の温もりが消えてゆく そして、今も独り、暗闇で時が過ぎるのを待っている 届くことの無い想い 絶えること無い痛みを胸に
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