CHAT ROOM

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拒絶した。 僕の全身全霊を使って、名無しを拒絶した。 なのになのになのに、名無しは僕の中に尚もずかずかと踏み込んでくる。 名無し:君の場所じゃない。 ここは零の場所であって、君の場所ではない。 何を言っているんだ、零は僕だ。 僕が作り出した僕だけの僕だ。 零は僕自身なんだ! 名無し:零は君じゃない。 君じゃないよ。 本当の君じゃない。 仮面を被らないで、ほら、怖くないから、仮面を外してごらん。 仮面なんて知らない。 仮面なんて被っていない。 なのに、涙が止まらない。 心臓じゃない……胸が痛い。 これ以上、僕に踏み込むな。 僕が、僕が崩れていくじゃないか。
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