ナンノタメ、ダレノタメ

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そんな俺にも、なんとようやくやったぜ企画の仕事がやってきた! まあ、仕事的には小さい。 でも、違う。 今までとは違う、これは俺がやる仕事なんだ。 めちゃめちゃヤル気マンマン。 三年、頑張ってよかった。 心から充実していた。 そりゃ、身体は限界に近いけどね。 誓ったんだ。 自分と約束したんだ。 この仕事を成功させて、今までの自分とオサラバするんだ!って。 それで、先週だよ。 会社に行こうと支度をしてると、いきなり玄関からドタドタと入ってくる人がいる! しかも大勢! なんと女性! やったぜ美形! ・・・いやいや、そりゃビビったよ。 んで、いきなり言うんだ。 『私は貴方の脳です。』黒髪のおっとり美女が微笑んで。 『小腸。ヨロシクね!』ピチピチな女の子は眩しく笑う。 『肝臓よ。』ボーイッシュな少女は少し照れたように視線をそらし。 『ふふふ、心臓です。』優しそうな女性は穏やかに。 『すい臓だよん♪。』ツインテールの美少女が笑えば。 『私は大腸。』アイドル並に目がデカイ女の子が見つめてくる。 『そして、私は腎臓。』奥にいたのはみつあみのセーラー服女子高生だったんだ。
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