3rd

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そう言って眞弘は私を掴んでいた手を離してくれた。 「季華、説明。」 とやっぱり摩妃が言う。 私はかなり強く掴まれてた腕をさすりながら 『や、私も訳がわからない。』と答えた。 「は?」 「俺から説明しよかー?」 「…早くしてください。 んで、季華、禿から伝言。やっぱりパーティー今からでいいから入って、裏が死んでるから助けてだって。」 『…わかった。じゃ行く。ランランによろしく。と、そいつも。 え?』 携帯とられた? 「季華ちゃん、そいつ、はないでしょねー?え?行っちゃうのん?ほな、終わるまで待ってるからなぁ! これ、いるでしょ?」 『…。』 「季華早く行きな。禿、切羽詰まった顔でハゲが進行しそうだったよ(笑)」 私は、イライラしながらも、とりあえず更衣室へ行った。
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