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弛くウェーブの掛かったセミロングに中肉中背、特徴を敢えて上げるとすれば子供の様に好奇心を丸出しにしてる事。
「ようこそ阿部探偵事務所へ」
私は意識的にゆっくりと、笑顔で所長用の机から立ち上がり、来客用のソファを勧めながら自分から向かい側に腰を下ろした。
「....本物ですか?」
「なわきゃないでしょ。
..失礼、良く間違われるんですよ」
私は即座に指摘した。
この呼吸をツッコミと言い、コミュニケーションを円滑にする為に便利な事を私は既に学んでいた。
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