ポックリ逝かないことを祈るわよ…

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「久美ちゃーん!!おはよ~~!!」 翌朝久美子は珍しく織依にたたき起こされた。 「早くしないと学校追いてっちゃうよ?」 「ちょっと待って…」 「早く早く!!写真取るんでしょ~?久美ちゃんも行かなきゃやだよ~?」 久美子は跳ね起きた。 忘れていた。 今日は写真を撮るのだ。 昼と、そして夜…。 「ホラホラ!!早く着替えて!!これ、私の寝袋ね。これ広げたら2人充分寝れるでしょ。久美ちゃん毛布一枚持っていって。それからパジャマ代わりの体操着とか持って行ったほうがいいよ。シャワーとかはこっちに帰ってくるにしてもまた向こうに行くんだからね。あ、でも学校にもシャワー室あるか…。でも今、何出るかわかんないからこっち帰ってきたほうが安全だよね。ホラホラ!!久美ちゃん!!早く早く!!」 バサバサと久美子の頭の上に服が降ってくる。 そして朝からのマシンガントーク。 織依は今日も相変わらずだ。
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