┗inポケモンセンター(ケンタ&マリナ&ジュンイチ)

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よぉし!大会であたしの華麗なバトルをワタル様にアピールしまくらなくっちゃ♪」 と、一人で騒ぎまくっていた…テレビの音の方が大きかったのでまわりの誰にも気づかれなかったと言うのが幸いであった… 「なんっか…やだなぁ~それ… 参加するのやめよっかな俺…でもマリナちゃんに会いたいし…」 そしてこちらはケンタ、マリナと一緒にトレーナーとして旅立ったマリナが大好きなジュンイチ、 マリナがワタルに夢中なのは知っていたのでどうせ今ごろ同じ番組を見てないわけはないので今ごろ大喜びだろうなぁと嫌いやながら考えていた…同時に大会でワタルの姿を見て頬を赤くして夢中になって喜んでいるマリナの姿なんか見たくないと胸が張り裂けそうになる…しかし立ち直りが早くなんでも前向きなジュンイチは大会でワタルよりかっこよくバトルを勝ち抜いて自分をアピールすればいいのでは?と考えるようになり、違う意味で気合いが入った。 『その挑戦者はなんと!去年のセキエイリーグの優勝者でワタル以外の四天王を倒し!ついにワタルに挑戦する事になったカントー地方の新人ジムリーダーだぁぁっ!!』 「へぇ~すげー…」 「ワタル様以外の四天王に勝ったぁ~でもだからってワタル様にはかなわないわよ♪無理無理♪」 「今年はやけに豪華なセレモニーだなぁ~…でもこれで挑戦者の方が勝ってくれればマリナちゃんもワタルをあきらめるかもしれないな♪」 テレビの画面にはワタルと挑戦者の写真…といっても何故か挑戦者の写真は陰だけで女か男かも分からないようにされている…の映像が映し出されたとたん、食堂は活気につつまれ一段と騒がしくなった 「四天王に勝ったんだってよ」「そりゃすごいな、よほどレベルが高いジムリーダーなんだな」「こりゃかなり高レベルのバトルが見られそうだな!」「会場で生で見たいよな」など会話が聞こえる中、ケンタは自分も周りと同じくレベルの高いバトルに興味がわいてきたがマリナが変に騒ぐだろ苦笑いをし、マリナはワタルが負けるはずないと一人強気、ジュンイチはワタルと言えば“強くてバトルはほとんど圧勝に違いない”イメージしか持っていないマリナなので一度でも負ければイメージダウンしてがっかりしてファンをやめるかもしれない!と考え挑戦者を応援する事に決めたらしい。
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