序章:夢か幻か

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「いいの?これ、エイジ君がずっと大事に持ってたお守りだよね?」 「大丈夫だって、約束したでしょ?次会ったときに返して貰うからさ、それまで預かっておいてよ。」 「うん、わかった…、ありがとう…。」 女の子は涙目でネックレスを受け取り大事そうに両手で持った。 しっかしあの女の子はいったい…、思い出せるようで思い出せないな…。 「それと、もう一つ約束することがあるんだ。」 「え?何?」 「もし…も…………が、…………とき…は…………。」 あれ?意識がだんだんと……。 うっ…。 急にあたりが暗くなり、そのまま意識が途絶えた。
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