偽りの日々

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賢と別れて、俺は屋上の扉の前に到着した、屋上は普通に立入禁止だ でも実は俺には鍵をなんやかんやであける才能があるだから屋上はいつも俺と賢だけ ん?なんやかんやってなにかって? まぁなんやかんやはなんやかんやです。 空は雲一つない青空だった ぼーっとしていると隣の搭がやたらうるさかった みてみるとどうやら一年生が自分たちの教室をさがしまわってるみたいだ 騒がしいな、そう思いみていると一人女の子がこっちをみていた そのこは髪は肩に余裕でかかるくらいで 顔はよく見えなかった そのこはずっと一人でこっちをみていた すると後ろから聞き慣れた声がした 「遅れてわるい! 顧問の説明悪くて何回も聞き直してたら長引いたっ」 「どうせマネージャーほしって顧問に交渉してたんだろ?」 「うっ…とにかく!! 内容は俺と春斗で一対一でもやれだと だから着替えて準備しとけだとさっ!」 めんどくさ 人前でみられるの苦手なんだよな…そう思いながらふとさっきまでみてた一年生の校舎をみてみる だがそこにはもうさっきの女の子の姿はなかった
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