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彼女の顔はどこか悲しい顔をしていて遠くをみつめていた
なんでだろ…自分でもわかんなかった 普段なら有り得ないのに無意識に口が開いた
「どうした?」
すると彼女は少しびっくりした顔をしてすぐ目をふいていた
あれ…もしかして泣いてた?
彼女はすぐにこっちを向いて返事をしてきた
「なんでもないです、ここ立入禁止ですよ?」
「まぁそうだけど…君だって今ここにいるから同罪だな、それでも先生にいう?
「むっ…別にそんなことしないです、なんか言い方冷たいですね」
なんだ俺の勘違いか、たしかに冷たかったかな
「あぁごめん、ところで君はなにしにきたの?
てかよく鍵あけたなぁ」
彼女は冷静に答えて来た
「昨日屋上に人がいたのでちょっと気になってきてみたらなかなかいい場所だったんで、鍵は…まぁいろいろです…邪魔ですか?」
ツンツン返しか……。
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