不思議と普通と

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「いひゃいいひゃい!!アヒフいひゃい!!」 「あははー、悔しかったら日本語を喋ってごらん♪」 痛そうに喋る緩毛の少女を見ながら変わり者の少女は満足気に笑う。 が、これだといつまでも家に帰れないので、緩毛の少女を引っ張っていた手を離した。 緩毛の少女は引っ張られた両頬を撫でた。 そんな少女を綺麗に無視して、変わり者の少女は「よしっ」と気合いを入れた。 「とっとと家に帰ってみんなに聞いてやるっ!!そして私が変じゃないことを証明してやるっ!!」 とかなんとか叫ぶ制服の少女を、同じく制服の緩毛の少女が苦笑しながら黙って見ていた。
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