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チュンチュン…ピヨピヨ…
オレは一命を取り留めた。
まぁまだ完治してないらしいが、もう大丈夫だろう。
慎吾｢おい浩二、あのボールあるか？｣
浩二｢ん？いつもキャッチボールしてたあのボールか？…もちろん、いつも肌身離さず持ってる。｣
慎吾｢よし、今からキャッチボールするぞ。｣
浩二｢はぁ？お前治ったとはいえ、一応病人なんだぞ？しかも、医者に一年は運動禁止って聞いたし！てーかなんの病気なんだよ！｣
慎吾｢いいんだよ……もういいんだよ…やるぞ今すぐ。病名は秘密だ。｣
こうしてオレ達は、病院の中庭に向かった。
慎吾｢やっぱ久しぶりのキャッチボールだとコントロールがなぁ…｣
浩二｢いや、全然やってなかったのに、これだけ投げられるのは凄いと思うぜ。｣
慎吾｢ははっ……がっ！？｣
浩二｢おいおい冗談やめてくれよ慎吾？…おい！慎吾！慎吾ッ！｣
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