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砂漠の近くにあるこの村には、もう何日もの間、雨が降らず、唯一ある井戸も、もうすぐ枯れてしまいそうでした。
村の近くには川などなく、村人達は集まって、飲み水をどうするのかを話し合いました。
そして話し合った結果、村の中で1番体力のありそうなノーベという青年に、ラクダに乗って行っても1週間はかかる隣町まで、水をもらってきてもらう事にしました。
ノーベは次の日の朝、ラクダ数頭に食料と、水を入れる為の水袋数個、それと、大変に貴重な井戸の水を積んで旅立ちました。
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