メリーさん

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    「このメッセージは何時のだ?」      奇妙に思い履歴を見ると、一昨日のだという事が分かった。しかし、そうだとすると、     「おかしい……」      俺は無意識の内に呟いいた。      一昨日に来ると宣言したわりには姿が見られない。  まだ来てないのか? それともやっぱり悪戯?      今の状況がよくわからない為、俺は次のメッセージを聞く事にした。      さっきみたいな怒鳴り声が来ても良いように、少し電話を遠ざけてからボタンを押した。     『私、メリー。今あなたの後ろにいるの。本当です! だから早く気付いて下さい!』      さっきみたいな怒鳴り声ではないものの、怒ったような声が聞こえた。
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