遅く起きた朝は…

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・※・・・・※・・・・※・・ 「…ん?」 目を開ければ見慣れない天井が見える。 ここは… と考えて、ようやく昨日の経緯を思い出す。 あぁ、そうか。 俺は、昨日、雅夏とか言う男に逢って… ……… …… …そうだ、アイツは? 隣を見ると、その存在は無くなっている。 まるで最初から居なかったかのように、ベッドの右半分が綺麗に整えられていた。 「ヤラレ逃げかよ…」 とりあえず、ヤッたのは俺だから、そういう表現になるのだろう。 まぁ、最初から「一夜限りの…」って感じだったしな…
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