プロローグ

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江戸時代初期 ある僧が夢を見ていた。 「戦を恐れるなら戦場に立つな!」 「戦うことが俺の生きている証だ」 「俺は今まで自分のために戦ってきた…だが今は守るために戦う」 その夢はフラッシュバックの様に流れて映った。 その時遠くから声が聞こえた。 「お…起…ろ…坊主…」 その声で僧は目が覚めた。 「おいコラ!くそ坊主!何寝てやがる!」 若い男が言い出した。 「オッ!」 ヒゲをはやした僧が寝床から起きた。 「飯の時間だ」 若い男はそう言い下へ降りて行った。 「ふぅ~懐かしい夢を見た」 僧はそう言い若い男の後を追って行った。
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