プロローグ

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若い男は先に飯を食べていた。 「くそ坊主遅えぞ!今日から京に行くんだろうが!」 「あぁそうだったな。それに“くそ坊主”はよせ!ちゃんとした名前で呼べ」 若い男は鼻で笑い 「俺にとっちゃお前はくそ坊主だ」 「生意気なガキめ!●●●●と呼べ」 「ならおめぇも俺のことをガキて言うな!俺の名は●●●だ!」 「屁理屈を言う奴だな」 「けっ!そう言えばさっき何の夢を見ていた?うなされていたぞ」 「懐かしい夢を見ていた」 「懐かしい夢?そう言えばあんたの昔の話聞いたことがないな」 若い男は聞いた。
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