プロローグ

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「聞きたいのか?」 坊主は聞き返した。 「ああ聞かせてくれ」 坊主は深い瞬きをし話始めた。 「戦鬼って知ってるか?」 「せんき?」 「まだこの国が戦だらけの時代にいた俺が唯一認めた本物の侍だ」 「本物の侍」 若い男は話に聞き入った。 「その男の話をしなければこの物語は始まらない」
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