逢言死天涙[あいしてる]

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暗い真夜中の交差点...そこに一台の車が通りました、その時[ぁ、しる]何かが聞こえたと運転席にいた男性が助手席にいた女性に言いました。しかしその女性はなにも聞こえてないと普通に答えました。しかし、すぐに女性の耳にも変な声が聞こえたのです。[あい..る]と、女性はすぐに男性の方にいや、やっぱり何か聞こえたかも、と言いました。そこで、一度車がきてないか周りを見て車を止めました。そして次は誰かいるのかと二人は周りをみました。しかしそこには自分たち以外の車はなかったし、人もいなかったのです。それで二人は、顔を見合わせ[空耳かなー?]といって前を向いた瞬間、二人の耳に今度は、はっきりと声が入ってきたのです「アイシテル」二人は一瞬声がでませんでした。そして静かにもう一度周りを確認しました。でもやはり、何もいなかったのでした。君が悪いので女性が男性に「気味が悪いわ、早く帰りましょう」と焦った表情でいいました。男性が「わかった」といい家に帰ろうとした時、またあの声がしたのです。「アイシテル」しかも今度は、かなり近くではっきりと聞こえたのです。まさかと思い二人はゆっくりと振り返ると...END
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