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この手紙読んでる時…俺はもういないんだよな……
ごめんな……澪(みお)……
怒ってるよな……
当たり前だよな、こんな彼氏だもんな……
俺……約束守れなくて
海連れてくって言ったのにな……
行けなくなっちまった……
ごめん……
指輪も…まだ本物やってねぇし……
まだ澪と行ってないとこ沢山あるし……
遊びにも連れていってやれなかった……
弱い彼氏で本当ごめんな……
絶対負けねぇって言ったのに………
こんな病気さっさと治すって約束したのに……悪りぃ……
きっと一生許してもらえねぇよな………
本当ごめん………
けど……澪と一緒に居たこの５年……俺……本当に幸せだった…
いつも澪は笑ってて…澪の笑顔見る度……本当……俺幸せだったんだ……
なのに……悲しませて……本当、俺って最低だよな…ごめんな澪………
もっと澪の傍に居たかった………
一緒に笑ってたかったな……
澪の水着姿も見てねぇし…神様って卑怯だよ……
生きてぇな…………
澪と一緒に……もっと生きてぇ……
やりてぇことまだまだあったのに……
………俺にはもう…できねぇし………
澪……俺のことなんて忘れろよ？…
もっと俺より丈夫で澪を幸せにできるやつ見つけて…幸せになれ……
まぁ…１年に一回ぐらいアイツ本当に最低だったって思い出してくれるぐらいでいいし……
俺は…本当に彼氏失格だよな……
何でだよ………
何で神様は俺を呼んだんだよ……
生きてぇな…本当に…
無理なんかな……
俺…もう澪の傍に居られねぇのかな………
くそ………
死にたくねぇ………
こんな病気なんかに負けるなんて……本当に最悪だ……
澪………こんな俺はちゃんと澪の彼氏できてたかな？……
俺は……澪が彼女で本当に良かった……
澪………好きだ……
この気持ちはずっと変わんねぇ……
澪……俺が死んでも……笑っててくれ……
澪は笑顔が一番可愛いからよ……
はぁ……疲れたな……ちょっと寝るわ……
おやすみ…………澪……
......
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