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朝。
それは人間にとってそれまでの憂鬱や闇夜の恐怖が晴れるもの。
だが、そんな朝の日射しもここ―魔法の森では関係なく、怪しげな木々によって光は届かず、いつでも暗い、寒い、ジメジメしてると不快要素常時100%な上に、得体の知れない体に悪そうな色の障気まで漂っている。
こんな悪条件のオンパレードなところに住むのは、訳アリか人嫌いか物好きか変態ぐらいだろう。
そんな森の奥深くの明らかに場違いな洋館、そこに彼女達は暮らしている。
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