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9月上旬。
この頃、愛と麻美ちゃんの様子がおかしい。
最近2人に少し避けられているような違和感を感じる。
朝のHRが始まる15分前。
今日は2人はまだ来てないみたいだ。
机に鞄がかかってない。
私は暇だったから、里沙に絡みに行った。
「~だよねー!!」
「アハハハハッ!!」
…ガラッ
「…はよー。」
「おはー。」
里沙と他愛もない話をしていると、愛と麻美ちゃんが教室に入って来た。
「あ!愛に麻美ちゃんおはよー!」
「「おはー。」」
私達はいつも学校が終わってから、橋の下にたまってだらだらと話をする。
今日もいつも通り話そうと近付いて行くと麻美ちゃんがこう言ってきた。
「あ、姫菜。私ちょっと先輩と話があるから、愛と3年生の使ってるトイレで待っててー!!」
私はなんだか嫌な予感がした。
別に教室でも、いつものトイレでも良いはずだ。
私は胸騒ぎを感じながらも、麻美ちゃんが言った通りに行動した。
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