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少ししてから、麻美ちゃんが先輩を連れてトイレに来た。
麻美ちゃんの様子がいつもと違う…。
愛の目が、何かを楽しんでいる様な目に見える。
いつの間にか握っていた手のひらが、うっすらと汗ばんでいた。
「ねぇ、姫菜ぁ。なんで私がここに呼んだか分かる??」
「…分かんない。なんで??」
私は本当に分からないから、麻美ちゃんに聞き返した。
「ハッ。本当に分かんないの??」
鼻で笑いながら聞いてくる。
正直胸糞悪い。
「…うん。」
適当に返事を返した。
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