2年半後…

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その後、何日しても愛からのメールも電話もなかった。 絵理は、分校での私の過去を粗方知っている。 だから気を使って、『やっぱり連絡先を教えないでおこう。』と思ったのかもしれない。 そう私は思った。 そう考えると、不安だった心が、少しだけ落ち着いた。  
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