契約

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扉を開けると全員が慶策達を見た               渚は気付かない                       その視線が慶策を侮蔑するものだということに                        そしてもう一つ…       男子の好意の視線に…                    慶策を慣れているため黙って奥に進む                            渚もそれに付いていく                    席は自由なため慶策は奥に進む                奥には三人の生徒が居た                   二人は男子、一人は女子                   女子が慶策達に気がつき手を振る               「ヤッホー慶ちゃん!     まぁた同じクラスだね♪」                  明るいという言葉をそのまま体現したような人物                       彼女の名は白川百合、     慶策同様、          有名な大貴族の娘で幼なじみの一人                             茶の肩まである髪で、     童顔の可愛い少女である
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