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「本当…腐れ縁やな」 笑いながら話し掛ける関西弁の男 名は源大輔（みなもとだいすけ） 金の腰まである若干ボサボサの髪に赤いヘアバンドを付けている 顔立ちはかなり整っていて裏ではファンクラブも存在している 慶策の幼なじみで悪友、 貴族ではないがかなりの実力者 「慶策…誰だそいつ？」 不思議そうに渚を見ているのは、神崎遊梨（かんざきゆうり）、 彼も幼なじみの一人だ 容姿は完璧な美少女、 それも渚や百合と引けを取らないぐらいの 黒のショートにクリッとした透き通る黒の瞳は見るもの全てを引き付ける魅力を持っている 「ああ、紹介するわ 彼女は白波渚、 さっき友達になったばかりの子だ、 大変いい奴だから仲良くしてくれ」 先生を思わせるような口調で言われ、 渚は頬を紅潮させながらもお辞儀する 「し、白波渚です…よろしくお願いします…」
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