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「渚ちゃんか…わいは源大輔や、よろしゅう頼むわ」 「俺は神崎遊梨だ、女じゃないから間違えるなよ」 「あたしは白川百合! あたし達三人とも慶ちゃんの幼なじみなんだ! よろしくね渚!」 どうやら三人は渚を受け入れてくれたようで、 慶策はホッと息を吐く すると袖がチョイチョイと引っ張られ見ると… 「…渚どうした?」 袖を引っ張っているのは渚だった 渚は背伸びし、 慶策の耳元で… 「神崎君…女の子じゃなかったんですね」 言われ慶策は苦笑する 無理もない、 中学から居る連中でも今だに遊梨を女の子だと思っている程だ 初めて会う渚が間違えても仕方がなかった
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