契約

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右京先生の言葉に全員は騒つき始める                            それはそうだろう                      魔力を大量に流す事が必要とばかり思っていたからだ                     「静かに…やらねぇぞ」                   怠そうなのに職権濫用の言葉のおかげで全員は静まる                     「勘違いしているようだな…  使い魔契約において大事なのは量より質だ、          どれだけ質の良い魔力を流せるかで、             出てくる使い魔のランクが違ってくるんだ、          だから大量に流すなよ…    これは噂だ…噂だからな…   ある馬鹿が人の話を聞かずに大量に魔力を流したんだが…    どうなったか分かるか?」                  全員分からずに押し黙る…   右京先生は気にせずに続ける                 「……魔法陣が暴走を起こしたんだ…             被害はその生徒だけに済んだからよかったがな…        間違っても流すなよ…     死にたいなら話は別だけどな…」
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