プロローグ

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ある夜…                          『本当に…いいのかよ?』                  “それ”は目の前に居る少年に問う                             少年は呆れたように溜め息を吐く               「今更だぜ“相棒”…     後悔するぐらいならこんな準備しないっての」                        『しかしだな…        これをすればお前は…』                   「気にすんな…もともとそんな風に思われてんだから…」                   少年は微笑む                        「それにお前が居てくれるんだ…頼りにしてんだぜ?」                    少年の言葉に…“それ”は知らず知らずの内に涙を流していた…                「さぁ始めようぜ相棒…    契約をな…」                        少年は静かに笑う…                     これから始まる物に…期待を寄せながら…                          今はただ…場違いな笑みを…ただただ零した
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