契約

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「じゃあ呼んだ奴から来いよぉ…」                            気怠そうな声が響き、     一番最初の生徒が呼ばれたため、魔法陣に入っていった                    周りはどんな使い魔を出せるか盛り上がっているけど…                    正直俺はどうでもよかった                  別に諦めてる訳じゃないぜ?  “必要ないから”なんだ                   何故なら俺には…                      「ねぇ…慶策君…」                     ん?                            どうやらすっかり考え込んでいたみたいだな                         「どうかしたか渚?」                    「あ、大した用は無いんだけど…皆使い魔がどんなの出るか話し合ってるのに慶策君だけ入ってこないから…」                         ……優しいな渚
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