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『勇…お風呂入ってもいい?』
『あぁ!好きに使えよ。』
沙羅はバスルームに消えた。
勇は煙草に火をつけながら、ビールの缶を開ける。
程なくして沙羅が濡れた髪のまま出て来た。
『勇、あたしにもビール頂戴。』
『あぁ。』
勇は缶ビールとトマトジュースを取り出した。
『沙羅はレッドアイだろ?』
沙羅は驚きを隠さず言った。
『さすが勇だね?』
沙羅も煙草を咥えて話す。
『ははっ。褒められてんのか?』
『…まぁね。』
少し沈黙が続いた後、沙羅は重い口を開いた。
『勇…抱いて。』
『本気なのか?』
『ん…。』
『…判った。』
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