3人が本棚に入れています
本棚に追加
また喧嘩か・・・
蓮はいささか焦燥気味だった。
これで何度目だろう?
しかもsexの最中の喧嘩なんて・・
バカバカしくって言葉も出やしない。
『待てよ。沙羅。』
『蓮。アンタはあたしなんか見ちゃいない。』
沙羅はひとり夜の繁華街を
ぼんやり歩いていた。
『彼女ぉ~ひとり?』
『ねぇ?どっか行かない?』
・・・うるさいうるさい。。
『ほっといて。あたしに構わないで。』
目立ちたくなくても男の視線を集めてしまう。
『・・・こんな街中歩くんじゃなかった。。』
『沙羅?沙羅じゃないのか?』
『勇…?』
懐かしい姿が、そこにあった。
最初のコメントを投稿しよう!