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『とにかく何処かに入ろう。』
勇は沙羅を抱いて歩きだした。
とは言うものの、深夜だ。
開いてる店は、ファミレスしかない。
『ほら、沙羅。ココア好きだろ?』
『ん…。ありがと…。』
勇と沙羅は元恋人の関係だった。
何故別れたのかは思い出せない。
『どうした?また蓮と喧嘩か?』
『…アンタには関係ないよ。』
『ははっ。図星だな。』
やっぱり見透かされてる…。
沙羅は悔しかった。
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