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俺は疲れきった状態で午前の授業を乗り切った
で、昼だ…
あ~購買行く気しねぇ…でも行かねぇと昼飯が無いマジどうすっか(・_・;)
「あのさ翔君…翔君お昼持ってないでしょ…だから私翔君の分も作ってきたんです…だから…その…一緒に食べませんか?」
夢香だ
これには正直驚いた
だけど…めっちゃうれしい 特に今日は…
「いいのか?」
「はい 翔君さえ良ければ…ですけど」
「じゃあ 食べよっか」
「はい! えっと場所はどこが良いですか?」
場所か さすがにここは恥ずかしいしな…
「そうだ 中央通路なんてどうだ? 景色も良いし」
「良いですね じゃあいきましょう」
といって夢香は俺を引っ張り出した…
ただ引っ張ってくだけならいいんだが…………
なんと夢香は俺に腕を絡ませた状態で引っ張ってく…
簡単にいうと 腕組んでるんだ
端から見たら…だけどな
そんなこと言ってる間に俺達は中央通路についた
ん?なんで購買まで行けなかった奴が中央通路まで来れたかったって?
これが女の子の力ってやつなんだろ? 多分…
「今日は翔君の為に頑張ったんです」
「おぅ ありがとな」
「いえいえ翔君の為ですから(私の為もありますけど キャハ)」
「じゃあ 食おうぜ」
「はい」
夢香が弁当箱を開いた
「なっ!…」
やべぇ…有り得ないぐらい美味そうなんですけど…
「美味そう… 夢香すげぇな」
俺は素直にそう思った
「今日は頑張りました」
これをほんとに俺なんかが食べていいのか?
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