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「どうも並んで座るらしいな じゃあ翔後でな」
ああまた後でと言って俺たちは分かれた
て言っても俺の位置はここだったから座ってみんなが揃うのを待ってた
そしたら
「あっ 私ここだ」
って言う女の子の声が聞こえてきて
「となりだね」
って言う女の子の顔を見ると……
えっ……
なんと一昨日本屋で助けてあげたあの女の子だった
女の子も俺だってことに気づいた
「あ~ 一昨日は助けてくれてほんとにありがとうです 同じクラスなんだね 私三浦夢香よろしくです」
「俺は村内翔こちらこそよろしくな まさか同じクラスだったなんてびっくりだよ」
「私もびっくりです翔君と同じクラスだとは思わなかったです」
「……」
「どうしたんです?」
女の…いや夢香ちゃん(でいいのかな?)が心配そうに俺を見る
「あ ごめん夢香ちゃんに急に翔君なんて呼ばれたから恥ずかしくてさ」
「あ ごめんなさい 私いきなり馴れ馴れしかったですね」
「いや いいよ俺もそのほうが話しやすいし」
「なら私のこと夢香って呼んで下さいです」
「分かったよ 夢香ちゃん」
「ゆ め か です」
「ゆ 夢香」
「合格です」
はぁなんか疲れた気がする
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