男「俺に触るな」

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  男「冷たいってば!」   チ「いーじゃんか、サロンシップってやつよ!」   男「スキンシップだバカ」   チ「むきー! またバカって言ったー!」   男「何度でも言うさ!」   チ「むー…てりゃ!」   男「ひあぁぁぁ!」   チ「どうだ! 参ったか!」   男(背中に! 柔らかいのが!)   男「…って、冷たい冷たい寒い寒い寒い!」   チ「もうバカって言わないって誓うかー?」   男「誓わねぇよバカ!」   チ「あー! また言った!」   男「ひぉよよよwwww背中に手を入れるな!」   チ「言わないって誓えー!」   チ「……お? どうして前屈みになってんの?」   男「いや! コレはだな!?」   チ「お腹痛いの? さすってあげよか?」サスリ サスリ   男「ひぉっほっほっほwwww」   男(この不慣れなもどかしい撫でる手つきによる天国と! 腹の冷えによる地獄! 如何すべき!)   男(ていうかまだ背中に柔らかいのが押し当てられてるわけでして!)   チ「…良くなった?」   男「ん!? あ、あぁ! もう大丈夫だ! だからちょっと遠くへ離れてくれると嬉しi」   チ「でもまだ寒そうだよ?」   男(お前のせいじゃこの大馬鹿者!)   チ「そうだ! こういう時は人肌で温めると良いって大妖精が言ってた!」   男(大ちゃーん!? アンタ何教えてはるんですか!?)   チ「ちょっと待ってて、今脱ぐ…」ヌギヌギ   男「アッ────!!」                         男「なんだ、夢か」   チ「男ー! 遊びに来たー!」   男「!!?」  
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