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レオ「チッ………」
――――………‥
蜜柑たちは縄を噛み契ろうとしていた、すると、棗が起きた。
棗「っ………」
蜜柑「棗!!」
正田「棗くん!」
棗「ここは……」
二人は、縄を噛み契ろうとしていた。
棗「………おい…それなんだ?……」
蜜柑「通信用イヤーマフラー………あ…」
――――……‥
パーンダ~パンダのダンス~
という音が職員室に流れた。
スチャッ
蛍「はい、こちら蛍です…ああ、蜜柑?」
綺麗な女の子は蛍というらしい。
ナル達「今井さんっ!?連絡とれたの?」
蛍「外野がうるさいから代わるわね」
そう言って、ナルに通信用イヤーマフラーをわたした。
―――……‥
ナル『もしもし蜜柑ちゃん?僕だけど聞こえる?』
蜜柑「鳴海先生…!!」
蜜柑は、通信用イヤーマフラーと連絡をとっている。
ナル『今井さんと絵蓮ちゃんに大方の事は聞いたよ、大変だったね、4人共無事?』
蜜柑「あんな、あんなっ!ここどっかの港やねんっ、あ…棗の具合まだけっこ―悪くて、それにここ結界みたいなもん張ってあってアリス使えへんし」
蜜柑は必死に伝えようとして声のボリュームが大きくなっている。
ナル「蜜柑ちゃん落ち着いて、蜜柑ちゃん声を出すのは、危険だからここからは黙って聞いて、4人ともこのまま…」
ナルはパンダを大スピーカーに接続した。
蜜柑「絵蓮ちゃんが……レオの所に…」
ナル『…えぇ―!あぁ……キレてたもんね……レオに退かれて……』
蜜柑「えぇ!そうなん」
ナル『……しょうがない……一つだけ言うよ……レオのボイスは聞いちゃダ…』
すると、棗が炎で縄を燃やして、蜜柑の縄を解いている。
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