学園

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ヒュンッ…。 地面に光が出始め、魔方陣が描かれた。 魔方陣が異常に光始め、 そして、人が魔方陣の上に立っていた。 絵蓮「懐かしい~!アリス学園だ~!」 すると、魔方陣が消えた。 絵蓮「…それにしてもうるさいな…今っていつなんだろ…?」 中からはキャーという声が聞こえる。 そう絵蓮がいたのは学園の前である。 絵蓮は地面に置いてあったカバンを開けて、本を取り出した。 絵蓮「えっと~?3の~…」 そういいながらページをめくっていく。 その本の表紙には《学園アリス》と書いていた。 中は漫画。 絵蓮はブツブツいいながらめくっていく。 絵蓮が手を止めた。 絵蓮「………」 絵蓮は本をジッと読んでいる。 絵蓮「…なぁる…元いた世界と読んで時間を照らし合わせると…十三話だね!…内容は…」 絵蓮の顔は青ざめ、ボソッと言った。 絵蓮「レオ…!」 絵蓮は急いで中に入ろうとした。 すると門が開き車が出ようとしている。 すると、中から二人の女の子が走って出てきた。 そして車は絵蓮をひいて出て行った。女の子達は絵蓮に気付かずに追い掛けていった。 絵蓮の体は光を放った。 跳ねられたために傷だらけだった体が光が弱くなるうちに治って行った。 絵蓮は立ち上がりスカートの汚れをはらった。 絵蓮「……よくも…よくも…俺をひいて行ったな~!!!」 そう叫ぶうちに二人の教師が走ってきた。
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