2章~監督~

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この日からオレは監督とマンツーマンで別メニュー練習をすることになった。(ほかの部員は部長と練習してるらしい) 授業が終わるとオレは真っ先に監督のところへ向かった。期待に胸を踊らせながら。今のオレにはワクワク感以外なにもなかった。 いつもは遠い職員室もものすごく近くに感じる。 そんで監督も若く見える。笑笑 「すいません‼中井監督いますか?」 「はぁ~い」いつ聞いてもマッタリした声だ。 監督がでてきてマッタリした声でこう言った。 「ついてきてください」 オレはどんな練習をするのか知りたくてワクワクしていた。自分がスキップしているのも気付かないほど。 5分後監督が口を開いた。「ここです」 オレは一瞬我が目を疑った。そこはなんと 体育館だった⁉ オレは思わず「なんぢゃこりゃ?」ッと言ってしまった。 すると監督がオレのほうに振り返った。オレゎ「怒られる」ッと思った。 が、監督ゎバスケットボールオレに渡してこう言った。 「私に遠投で勝てますか?」と。 オレゎ「ナメんなジジイ」と思ったので迷わず勝負をうけることにした。
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