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電話をかけてきたのは、副官のラドルだった。
『オットー、くつろいでいるところ…申し訳ない。
直ぐにフリーデンタール本部に来てくれ!』
『緊急事態の様だな?何が起こった?』
『ヴォルフ・シャンツェで爆弾テロが起きたんだ!
幸い…総統は御無事だったが。
その犯人グループ捕縛の要請がさっき本部に来て…』
『解った!ラドル!今すぐに行く!』
スコルツェニィはそう言って電話を切り、フリーデンタール本部へと向かった。
「何故…我々に捕縛要請が?」
彼は怪訝に思いながら車を飛ばした。
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