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教室に戻ると、すでにほかの生徒達は座っていた
「おい、早く席に着け。HM始めっからよ」
そう担任の先生らしき人が、俺たちに言って来た
「すみません、すぐ座ります。」
そう孝之が言って、俺達は席に座った
「んじゃ、はじめっぞ~、今日は自己紹介をしたら終わりだから今から自己紹介してもらう。あぁ、ちなみに俺は寝るから終わったら起こせよ」
そう言った途端、担任?はすぐに寝た
その姿に生徒達は
『あんた、ホントに教師かよ!』
とつっ込んだ
ふむ、その点は早速団結力あるな
そんなこと考えてると、廊下側一番前の席に座ってたやつから自己紹介が始まった
「孝之、僕は寝るので出番になったら起こして下さい」
「え?あぁ、分かった」
孝之は少し苦笑いしながらも、了承してくれた
俺はそれを聞いて、すぐさま熟睡タイムに入った
「おい、龍起きろ」
「ん、もう出番ですか?」
孝之が揺すりながら、起こしてきたので聞いてみた
「いや、出番ではないが戸田さんの自己紹介聞かないのか?」
そう俺に言った
う~ん、まぁ名前は知ってるけどどんな感じに話すか気になるな
「そうですね、聞きましょうか」
俺がそう言った途端、戸田さんの自己紹介が始まった
「初めまして、戸田亜樹です。よろしくお願いします」
そう言って、頭を下げて座った
『うおぉぉぉぉぉぉ!』
「よろしくぅぅ!!」
「彼女にしたいな」
と、俺と孝之以外の男子どもが騒いでいた
まぁそりゃそうか、戸田さん結構可愛いしな。
ん?ちょっと待てよ。だとしたら俺近くにいたら、男子共に恨まれるんじゃね!?
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