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それは避けたいな、ただでさえ嫌われてんのに・・・
と俺が考えてると、孝之が話しかけてきた
「やっぱ、戸田さんは人気あるな」
そう苦笑しながらいった
「そうですね、孝之は狙ってないんですか?」
俺はふと思って、聞いてみた
「うーん、俺は友達としてなりたいな。そういう龍はどうなんだよ?」
そうちょっと、悲しそうに言って俺に振ってきた
「そうですねぇ、僕も友達として仲良くなりたいですね」
「そっか、龍らしいな」
「ありがとうございます、って次孝之ですよ」
俺は、そう言ってくれた孝之に感謝しつつ、出番を伝えた
孝之は立ちあがり、話し始めた
「初めまして、劉宮司孝之です。これから仲良くしてください、よろしくお願いします」
そう言い、頭を下げてから座った
『こちらこそ、よろしくね!!』
そう女子たちが言った
そして、俺の前の人たちが言っていき残りは俺になった
「初めまして、皇龍です。よろしくお願いします」
俺は簡単に済ませて、すぐ座った
言い終わったとたんに、『うわぁ、ホント嫌だわぁ』とか『この一年間あんなやつと、一緒にいないといけないのかよ』とか聞こえてきた
うん・・・・・あれだね
けっこう堪えるな、しかも言葉がキツイ。はぁやっていけっかな
そう考えて溜息をつくと、孝之が
「気にすんな、あいつ等は所詮見た目でしか判断できない人達なんだからさ」
と言ってくれた
「ありがとうございます」
「いいってことよ、龍で自己紹介は最後だったから先生を起こすか」
そう言って、孝之は先生の所に向かった
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