MERUSA

入学

｢はい？なんでしょうか？｣

ん？話し方変わってるって？

変わってるんじゃない、変えてるんだ！

理由は後ほどってことに･･･

｢あのさ君も楼ヶ坂高校に、入学するんだよね？｣

そう尋ねられた

｢そうですけど････｣

｢良かった、なら友達になってくれないかな？｣

｢え!?僕がですか？｣

｢そうそう、ダメかな？｣

そうなんか悲しげに言われたら、断るわけにはいかないでしょ

しかも俺の通ってた中学からは、知ってる奴が一人しかいないしな

こっちとしても、嬉しいぜ

｢もちろん、いいですよ。これからよろしくお願いしますね!!｣

｢あぁ、よろしく！それじゃ一緒に学校までいこうぜ｣

｢うん｣

俺はソイツと一緒に向かった

｢あ！そういや名前聞いてなかったね。僕は皇 龍っていうんだ、君は？｣

｢あぁ、俺は劉宮司 孝之だ。俺の事は孝之って呼んでくれ、俺も龍って呼ぶから｣

｢分かった、お、学校に着いたね｣

｢そうだな、よしなんか人が沢山集まってるとこがあるからそこに行ってみようぜ！｣

｢うん！」

2人は人だかりができている、掲示板らしきものがある場所に向かった

｢お、どうやらクラス分けみたいだな｣

｢見える？｣

｢まぁなんとか｣

そう言って孝之は、頑張ってクラス表を見ている

｢お！俺と龍は同じクラスみたいだな、1-3だとさ｣

｢分かった、じゃあ行こっか｣

俺と孝之は1-3に向かった