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ジオス「やはりお前だったか。懐かしいな何年ぶりだ?」
ユウシャ「最後に授業を受けたのが高校受験の前々日で、その後の打ち上げで会ったきりです」
ジオス「いやー教え子にこんな所で会うとは。ってか今、勇者してるの?」
ユウシャ「ええ・・・。この不況では中々就職口も見つからなくて」
ジオス「そうだったのか。不況だもんな。それは俺達にはどうにも出来ないことだ。せめて自分たちだけでも明るく元気に生きれば、いいんじゃないか?」
ユウシャ「先生!やっぱり先生は・・・」
魔王「うっとうしい!何それ!?何でお前が英会話の先生!?今、勇者してるの?って何?勇者は職業!?ってか今不況だったの!?イオンじゃハーゲンダッツ安売りしてたよ!それよりも明るく元気に生きれば・・・ってそんなんで済むと思うなよ!不況って結構大変なんだぞ!
・・・はぁ。疲れた。DE!あいつらを殺るぞ」
魔物D「裏切り者のジオスなんか、この暗黒の作曲家“ドヴォルザーク”様がめっためたにしてやんよ!」
魔物E「おう、ドヴォルザーク。中々恰好良い決め台詞じゃないか」
魔王「いや、Eも決め台詞言えよ。後がつっかえてんだぞ」
魔物E「yes!my name イズ basil(バジル・・・香辛料の一種).」
魔王「せめてイズも英語にしてやれ!何でカタカナ!?」
バジル「貴様ら!成敗してくれる!」
ユウシャ「だからあの時ゴーカートは動かなかったんですよ」
ジオス「そうだったのかー」
魔王「って聞いてなかったんかい!」
バジル「ゴーカートが動かないってどんな話だよ!?」
ユウシャ「だから先生はあそこで郊外に引っ越して正解だったんです」
ドヴォルザーク「どうする?俺ら完全に無視されてるぞ・・・」
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