桜の木の下で

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出会ったころの由利は おどおどしていて、 ろくに会話などしてこない。 無視して歩いていると、 必死になって おいかけてくる。 まるで本当の妹のようだ。 動物でたとえるなら、 犬だな…… しかも、 かなり臆病なやつだ。 でもさ。 本気で思った。 由利のことを、 守ってやらないと。 なんて…… .
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