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「星~!昨日はごめんね!」 翌日職場に出勤するなり、麗子が謝ってきた。 正直声が大きすぎて心臓が跳ね上がった。 「いいよ。いつもの事だし。相変わらず彼氏君とは上手くいってるみたいだね。」 「ウフッ。まあね~。」 嫌味のつもりがまんまと逆手に取られたらしい。 麗子は満面の笑みを浮かべていた。 あたしはとりあえず、バックヤードに荷物を置き、店頭に出た。 何を隠そう、一応ショップ店員をやっている。 元々服には興味が無かったが、皮肉にも元彼がきっかけで洋服に懲りだしてからまんまと服好きになった。 今となれば、副店長というポジションまで任されている。 ちなみに麗子がこの店の店長。 モデルのようにスレンダーで尚且つオシャレ。 仕事もバリバリ熟し、後輩の面倒見もいいんだから当然。そんな麗子とは同期入社。 もうかれこれ5年の付き合いになる。
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