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どんな子供だったかな?
あまり覚えていないんだ。
一人で遊ぶのが好きだったかな。
というか、他の子との話し方がわからなかった。
これは今もだよ。
僕は、自分が口下手だというと笑われるけど
何もわからないまま、とりあえず話を合わせてることが多いんだ。
砂場では穴を2つ掘ってトンネルを開通させて
水を入れたりするのが好きだった。
おもちゃの木箱で家を作るのも好きだった。
窓の外の青空の
雲の形を観るのが好きだった。
僕は他の子達の輪には入らないで
窓の外をよくみていた。
時々先生が心配して、何故かみんなと遊ばないの?
と聞いてきたけど、
遊び方がわからなかったから、わかんないと答えていた。
時々僕に話しかける子がいても、すぐに他の子のところに行ってしまった。
そのころの僕のモットーは
できないことはしない
(今もだけど)
だったし、先生たちがかまってくれていたから
寂しさは感じなかった。
というより、寂しいという感情がわからなかったんだ。
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