58人が本棚に入れています
本棚に追加
ガチャバタっ!!
私は勢いよく扉を開き母さんの元へ突進した。
「コドラゴの醤油煮は!?」
「んもう~マナちゃんったらせっかちなんだから~😃」
「コドラゴの醤油煮!」
「ただじゃあげない😜って言ったじゃないの~😁」
……。
……あぁ……。
魔女はただで施しはしないんだった……たとえ相手が娘でも……。
「マナちゃんの変身のために必要なお香が少なくなっちゃったのよ~😞
森の中層辺りにいる魔物が材料になるんだけどぉ~……取って来て❤」
「……わかった。醤油煮、とっといて」
「ありがとうマナちゃん❤
気をつけてね~💕」
私はコドラゴの醤油煮のために魔物の巣である森へ──
「どうしたのマナちゃん?」
「変身」
「……あぁ❗💦」
いくら私でも生身で森に入るのは自殺行為だ。
最初のコメントを投稿しよう!