貧民街

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少年は所謂、無銭旅行者の様なものであった。 しかし子どもがろくに働く場所のなく、それこそゴミ箱を漁るか自身の体を売り物にするしかないこのご時世で生き延びる為にそれをするしかなく、それがしたくないならばこれで生活するのが一番手っ取り早い。   その為彼は金を街行く人々から拝借しつつ生計を立てていた。 そんな時、彼の人生を変える出来事が起こる。  
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