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お月見の夜でした。
縁側に座ってキレイなまんまる月を見ながら
書生は一息ついて
それから先生に尋ねました。
「先生‥
私にはモノ書きとなるための想像力が足りないような気がします」
串のおだんごをひとつ口に入れて
モノカキ先生は尋ねました。
「君は明日、何時に起きる予定だい?」
書生が戸惑いながら答えます。
「えっ・・・・6つと半の予定ですが・・・」
モノカキ先生は尋ねます。
「君は明日きちんと起きる。
起きることができる。
そうだろう?なぜだい?」
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